皆さん、おはようございます。

まっちゃんです。

 

今回のタイトルを書いたのは

よくお客様から聞かれる内容なので

是非知ってほしいと思い書きました。

 

iDeCo・新NISA、どっちやれば

いいでしょうか?

 

これを説明する前に

まずはiDeCoと新NISAの説明をします。

 

まずiDeCoというのは

投資信託で運用ができ

老後用の退職金目的に積み立てる金融商品。

 

メリットは

・つみたて金額分が経費扱いとなり

所得控除を受けられる

 

・現金で貯めるよりも投資信託で貯められるので

効率よく増える。

・運用益は非課税

・満期金が退職所得控除が控除扱いとなり

節税ができる

 

デメリットは

・老後目的のため、途中で引出しができない

 

というのがございます。

 

 

 

新NISAは株式や投資信託などの金融商品を

買った際に運用益が非課税になる制度です。

 

100万円投資信託買って

200万円で売却したら

100万円利益がでるので

それに対して2割税金かかりますが

新NISAであれば税金がかからない制度です。

 

 

どちらも優れた金融商品ですが

皆さん、どちらの方がいいですか?

 

 

大体の方は、このメリット・デメリットを

お伝えすると

「iDeCo」と答える方が多いです。

 

なぜかというと

新NISAの運用益非課税制度に

加えて、

経費扱いとなり、退職所得控除となる。

 

メリットが多いからという理由です。

 

 

ただ、果たしてそうなのでしょうか?

 

これは考え方次第ですが

私自身は

予算が限られているのではあれば

新NISAを優先した方がいいです。

 

 

 

理由は

iDeCoで選択できる投資信託の銘柄は

金融機関によっても変わりますが

20~30種類

 

新NISAで選択できる投資信託の銘柄は

2000種類ほど

あります。

 

ここが大きな違いです。

 

 

 

 

iDeCoで良い銘柄選べればいいですが

せいぜい20年間の年利回りは

7%です。

良くて8%。

 

 

一方で新NISAで良い銘柄は

年14%ほどある銘柄が

ございます。

 

では、感覚でお伝えしても分からないので

数字でiDeCoと新NISA比較していきましょう。

 

 

iDeCo

月2万円 30年積立 年7%

720万円⇒2310万円

(+1590万円)の運用益

 

節税効果

24万円×25%=6万円/年

30年で180万円の節税効果

 

運用益と節税効果を合わせると

720万円⇒2490万円で

 

+1770万円の利益

 

 

 

一方で新NISAで良い銘柄を選べば

14%の掘り出しものあり

もちろん将来の利率が確定できないですが

これをシュミレーションすると

 

 

月2万円 30年間積立運用 年14%運用

720万円⇒6610万円

運用益は+5890万円

 

ちなみに10%運用で

720万円⇒3030万円

運用益は+2310万円

 

 

新NISAの方が軍配が上がります。

 

また、新NISAはiDeCoとは

大きく違うメリットがあります。

 

それは、一括投資ができるということ

例えば1000万円を運用しようと

しても

iDeCoは積立しかできない

月上限の68000円いれても

1000万円を運用し終わるのに

20年という歳月がかかります。

 

この20年の運用益の機会損失は

とてももったいないです。

 

 

 

ちゃんと正確にメリット・デメリット

を分かっていないと

どこにお金を回すのがいいかの

判断を見誤ります。

 

これは他の金融商品

・小規模企業共済

・生命保険の積立

・401K

などほかの金融商品にも言えます。

 

ただ、

目的・ライフプランによっても

その人にとっての最適は

変わってきますが

商品のメリット・デメリットを

分かった上で最適を選択していくと

お金は効率よく増えていきます。

 

 

もし、分からない場合は

気軽に私まで連絡下さい。