皆さん、こんにちは!
まっちゃんです。
つみたてNISAが始まり、そして
2024年からは新NISAが始まり
投資信託での
インデックスブームが加熱しています。
今回はyoutubeの情報で一辺倒に踊らされない
ための事実をお伝えします。
まず、インデックスファンドと
アクティブファンドについて書きます。
まずインデックスファンドは
ある株価指数に応じて連動して運用される
投資信託の事をいいます。
カンタンにいうと
良い会社・悪い会社
分からないからごちゃ混ぜで
買っている投資信託のことです。
ブームである
S&P500インデックスファンドは
アメリカのニューヨーク証券取引所に
上場している時価総額TOP500社を平均化
した指数でこの指数に応じて連動した
投資信託の銘柄です。
そして最後に全世界株式ファンド
(別名:オールカントリー)と言われる
銘柄で
MSCIといってモルガンスタンレー社と
キャピタル社が開発した指数で
日本を含む先進国や新興国など
約3000社で構成されている指数で
この指数に連動して運用する投資信託です。
一方、アクティブファンドというのは
運用会社が
・経営陣と話し合い
・決算書分析
・会社訪問
・中身のビジネスの成長性
・商品調査
などを調べて選別して会社を選んでいる
投資信託です。
インデックスは会社を調査していないので
業績の良い会社・悪い会社
コンプライアンス遵守している会社・ない会社
社会貢献性のある事業をしている会社・していない会社
ひっくるめて買っています。
そのため、信託報酬といわれる
ランニングでかかる手数料は年0.1~0.7%
反対にアクティブは会社を調査している分
手間もかかっているため
信託報酬は年1.7~2.3%かかります。
YouTubeの影響で
多くの人が勘違いしていることは大きく分けて
3つです。
9割の人がこう解釈しています。
①インデックスはリスクが低い。
アクティブはリスクが高いという勘違い
②手数料が高いものは
良くないファンドという勘違い
があります。
まず
①インデックスはリスクが低い。
アクティブはリスクが高いという勘違い
について
事実はいかがでしょうか?
なんとなく、
インデックスは組入れられている会社の数
が多いから
なんとなくインデックスの方が
暴落で下がる時もアクティブよりも
ましだって思いますよね…
これ、実はリスクは
一緒です。
なぜかというと
暴落時のデータを見てみると
リーマンショックは
全世界株式インデックスは55%下落
SP500は57%下落
それに対し、
アクティブファンドは
インデックスと同じ暴落幅の銘柄も
ありますし
むしろ
29%でとどまっている銘柄
40%でとどまっている銘柄
もあります。
そして暴落から元値に回復する期間も
全世界株式はリーマンショック時は
6年かかったことに
対して3年で回復させたアクティブファンドも
実在します。
このように正しく事実を理解する必要が
あります。
なぜこのような事が起きるかというと
インデックスファンドは
良い企業・悪い企業もごちゃ混ぜだから
実力のある会社が実力のない会社に
足が引っ張れているからです。
アクティブファンドは
企業重視で選んでいるので
優秀な会社は
市場に左右されず、他社を追随できる優位性も
持ち合わせているので
このような結果がでます。
ただ、全部がそうとは言えないので
要注意です。
②手数料が高いファンドは良くないファンド
という勘違い
これはいかがでしょうか?
「良くない」というのは手数料に対しての
リターンが悪いということです。
確かに日本のアクティブファンドは
インデクッスファンドの成績よりも
悪くて成績が悪いのが
多いですが、どんな銘柄も言える事では
ないです。
事実、アクティブファンドでも
34年の運用実績で年14.5%(信託報酬-1.65%)
25年の運用実績で年13.3%(信託報酬-1.98%)
50年の運用実績で年11.3%(信託報酬-1.73%)
手数料である信託報酬を差引しても
年10%超えるものがあり
インデックスの20年の平均利回りの
3~7%を
遥かにしのいでいる投資信託も
実在します。
まとめますと
情報を取るうえで大事なことは
ネットだけの知識ではなく
プロとしての専門家の意見も
聞くことです。
ネットは
手軽に情報がとれる分
別に責任をとってくれるわけでは
ないですし、
その情報を見てほしいという
意味合いで
間違った情報も流すことが
あります。
ありふれた情報の中でも
質が問われる時代になってきます。
自分の買っている銘柄の特性が分からない
自分に合っているかわからない
って人は私まで連絡ください。
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