皆さん、こんにちは!
まっちゃんです。
皆さん、高齢者は賃貸借契約ができると
思いますか?
答えはかなり難しいです。
では、なぜ、賃貸借契約が難しいか?
これは家主にとって考えれば
分かります。
家主にとって、デメリットは下記の
通りです。
・高齢者の方は体の衰えてくると
片付けができにくくなりゴミの山になる
恐れがあり、部屋が汚れる
・電球の付け替えや隣人との生活習慣の
違いによるクレームや問合せ数が
多いため、手間がかかる
・もし、部屋でお亡くなりになった場合
残置物の処理や遺体の引き受け対応
があり、今後部屋が貸せなくなるリスク
がある。
・賃貸借契約は借主が亡くなった場合
相続されるため、相続人の同意がないと
解除できない。また相続人が遠方にいたり
連絡がつかない、
身元引受がいない時は
家主が法的な手続きを
踏むことになり、
費用がかかります。
・収入が年金しかない場合があるため
家賃滞納のリスクがある
などなどです。
もちろん家主のメリットとしては
・高齢者は長く借りて頂ける
・若者ほど出勤による駅近物件の
利便性を好まないため、少々駅から
遠くても借りてくれる
などありますが
メリットよりデメリットが上回る場合が
多いため、賃貸として借りることが
難しいです。
このような事、ご自身でも
起こると思いませんか?
ある人は
「いやいや、今までの賃貸に若い時から
住んでりゃ大丈夫で、引越ししないから
大丈夫」
と言う人もいるが、
落とし穴がある。
それは、家も人間と同じように
歳をとるため、建物が老朽化してくる。
もし、老朽化して
災害などで建物が壊れたら借主に迷惑
をかけてしまうため、退去を家主から
命じられてしまうこともある。
その時はどうしますか?
他の賃貸を借りてくれと言われた時
あなたはすぐに物件が上記のような
家主のデメリットをかいくぐって
見つけられますか?
この高齢者の賃貸借契約は
どんどん深刻化していってます。
家主、借主、どちらの気持ちも
分かりますが、
賃貸借契約が相続されない法律に
変わるなど
いろいろ国の施策として動かないと
解決しません。
このような問題が起こらないためにも
高齢者が借りることが難しいという
現実を知った上で
対策を立てるべきだと考えます。
例えば
・2世帯住宅で親と子が一緒に住む
・予め住宅やマンションを購入する
・高齢になる前に築浅の物件を
予め選び賃貸借契約をする
などです。
早めに対策することでご自身を
守る事ができますので
お役に立ててください。
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