皆さん、こんにちは!
まっちゃんです。
今回はよくある保険のご相談で
平準払いのドル建て終身保険を貯蓄目的
でやられている方が多いので
こちらを解説していきます。
こちらの読者の方の周りでやっている方も
多いため、お知らせ頂いた方いいと
思います。
まず、「平準払いドル建て終身保険」
という商品は何なのか?というと
平準払いは「月払い及び年払いで払込期間まで
変わらない払い方」
で
ドル建ては豪ドル建てもしくは米ドル建てで
終身保険というのは
一生涯の死亡・高度障害の保障があり
なおかつお金も貯まるという保険です。
ではこれがなぜ貯蓄目的で入ってはいけないかと
いうと平準払いドル建て終身保険
(以下ドル終と略)は
亡くなった時にご家族に遺したいという
目的の保険だからです。
つまり貯蓄目的で加入する保険は
ドル終ではないということです。
例えば40歳の旦那様がいて
10歳年下の専業主婦の奥様が
いたとします。
旦那様がご自身が亡くなった時に
奥様が働かなくても○○万円遺したい
という保障目的で加入するのはOKです。
もしくは相続対策として
ご自身が亡くなった時に
息子に○○万円遺したいという目的で
加入しているのはOKです。
いわゆる亡くなった時の保障目的で
加入されているのであれば
目的に合致しています。
ただ、大体の30~40代の方が
上記のような保障目的ではなく
「お金が増えるから」という目的で
加入されています。
これは実は間違いです。
確かにお金は増えますが
20年でせいぜい110%ほどです。
払込期間終了後はどんどん解約返戻金が
高くなり増えていますが、
他の保険の方がもっと増えます。
なぜなら平準払いのドル建て終身保険は
お金が増えるという目的以外に
一生涯の死亡・高度障害保障が入ってるからです。
この保障のコストがかかっていることによって、
貯蓄効率が悪くなります。
なので
貯蓄目的で加入する保険であれば
平準払いのドル建て終身保険では
ございません。
他の元本保証のある貯蓄系の保険
の方がもっと貯まります。
保険会社の商品にもよりますが
およそ5~10%ほど
変わってきます。
5~10%ほどだったら微々たる差かな
と思いますが
月払い3万円でした場合
25年で900万円払い込んだ場合
10%ですと90万円の違いがでてきます。
同じ掛金でも保険の選定を誤るだけで
これだけの違いがでるというのは
恐ろしい話です。
ではなぜ、
貯蓄目的で終身保険で提案するのか
ということです。
これは売り主の視点から
考えてみると
なんとなく答えが見えてきます。
気になる方は松本まで
ご連絡頂ければ
解決ができると思います。
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